いま、再び学び舎へ、そして地域へ一歩 

設立主旨

日本人はいま生きる形というものを見失っています。とくに大人としてのたたずまいが崩れてきているともいわれます。

それはなぜでしょう…。

60年におよぶの日本の経済繁栄を支え続け、それを享受してきた私たち団塊の世代は、いま第2の人生のステージに立とうとしております。独立まで自分づくりのための投資にあたる20年、社会を基盤に自分の力を拡大・発展させて家族、社会のために働いてきた40年、そして再度地域に身をおきながら、余裕をもって自分らしい生き方をつくりあげようという時代を迎えています。わかりやすく、人生にホップ・ステップ・ジャンプと20・40・20年の横軸をおいて考えてみましょう。いま求められているのは、ジャンプ20年の過ごし方、ライフデザインの縦軸…それがいま見えないからかもしれません。

市場経済拡大・発展のまっただ中で、画一的・没個性・上下の規格統一で流され、「職縁」の世界で過ごしてきたステップ時代は、確実に終ろうとしています。生き方、価値観は多様であり、個性豊かで、主体的に一歩を進めるジャンプ時代…あなたはどうデザインしようとしていますか。

せたがや壮年大学は、いつまでも生き生きと魅力的で活力に溢れた生活を続けるための器のひとつであり、またそれをみんなで創造していく場でもあります。ここにお集まりのお一人おひとりがそれぞれの地域で土地の縁「地縁」を生かし、知識の縁「知縁」を新たにつくり、その上であらためて家族としての「血縁」を考える場でもあります。そうして企業倫理・市場経済を離れ、地域が求める新たな社会事業開発にむけ、テーマと仲間を得、ともに一歩を進めていくきっかけをこの大学が作ることができれば幸いです。地域においては人々のつながりが太く、交流が活発になり、社会が様々な縁で厚く多層になり、国の骨格が変わっていくのを願うのは私だけでしょうか。

もう一度、ここにお集まりになるみなさまと日本人のこころ豊かな文化への思いを馳せ、美しい国・日本のグランドデザインを描きたいと強く思っています。

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